2016年12月19日月曜日

針1本で作る花レース イーネオヤのアクセサリー


お勧め度は★★★★☆星4つ。
可愛らしいオヤの編み方が写真付きで詳しく載っています。

こちらの本では25種類くらいのモチーフとそれらのモチーフを生かした
ピアスやネックレスなどの作り方15種類前後が掲載されています。

イーネオヤはトルコの伝統的なニードルレースだそうで、
イーネが針という意味だそうで、
オヤは、トルコの女性がかぶるスカーフの縁飾りを表しているらしい?

なので他にも、トゥーオヤ(かぎ針レース)、メキッキオヤ(タティングレース)、
ボンジュクオヤ(ビーズレース)、フィルケテオヤ(Uピンレース)などが
スカーフの縁飾りとして作られるらしいです。

けど、トルコの近代化に伴いスカーフをする女性が減っているらしく、
作れる人の数も年々減っていってるのだそうだとか。

なんだか残念なお話です。

<本との出会いと思い出>

実は、この本を書店で見かける前に、
京橋にある越前屋さんでイーネダンデルという、
同じ技法で作られたドイリーなどの本をみかけまして、
私はこのニードルで作るドイリーの方に興味を持っていました。

でも、ダンデルの本の方は古い本のようで(?)
なんだかちょっと古くさく、
難しそうに感じられたのでまた今度・・・と。

というわけで、この本は私にとっての初心者本というか、
刺しこんだ光のように感じられて飛びついて買った本です。

少しだけチャレンジしてみたのですが、
技法などは全然違うけど作業のコツというか雰囲気は
タティングレースに似てる気がします。

タティングレースの同じ大きさのピコをいくつも作る作業が苦手な私には、
オヤのピコ的な山やピコを同じ大きさに作るという作業が、
なかなか難しいというか、慣れが必要なのね…と感じました。

なので、タティングレース同様、
他の手芸に浮気せずにやりめるような方向けの
手芸のように感じました。

完成品や材料など↓のお店で販売されていたので、
気になる方は見てみるといいかもしれません。

「トルコのオヤ糸屋さん」

トルコの物価のおかげかも知れませんが、
タティングのシャトルやかぎ針なんかもお安く売られています。