2013年4月21日日曜日

本:白い刺しゅう 花のカットワーク


 こちらの本は、昭和60年に雄鶏社から出版された本です。

amazonの商品ページに飛ぶと表紙の写真が見れます。
あと、amazonでこの本を検索すると同じ商品が2つ登録されていて、
表紙の写真が無い方(私がリンクを載せていない方)が安いです。

お勧め度は★★★★★星5つ。

こちらの本は、たのしいカットワークと比べて、
デザインもそれなりに素敵なものが多く掲載されていて、
小物が多く掲載されているので、
古い本ではありますが作りたくなる作品が結構あります。

ただ雄鶏社の書籍の為、価格が凄く高い。

掲載されている作品の数は45点。
テーブルクロス、テーブルセンター、クッション、額、ピアノカバー、
ドイリー、指輪入れ、トレイマット、ポプリ入れ、小物入れ、
ハンカチーフ、ハンカチーフ入れ、付け襟、タイ、ポシェット、
カクテルバック、ナプキン、ランチマット、コースターなど。

こちらの本の特に注目するべき点は、ホールやバーの作り方などの
カットワークの技法が丁寧に掲載されているところです。

ただ、基本的な刺し方などについては、
あっさりとしか触れられていません。

私個人としては、一番のお気に入りで、
一番見る機会が多いカットワークの書籍です。

2013年4月20日土曜日

本:たのしいカットワーク


こちらの本は、昭和60年に日本ヴォーグ社から出版された本です。

お勧め度は★★★★★星5つ。

私はカットワークの本は2冊お勧めしたい本があるのですが、
この本はそのうちの1冊で、初心者向けにお勧めしたい一冊です。

掲載されている作品数は57点。
テーブルクロス、ソファーカバー、ピアノカバー、クッションカバー、
テーブルセンター、ランプシェード、ベットカバー、額、ドイリー、
傘、巾着、バック、ポーチ、ブラウス、ティッシュケース、
オーディコロンカバー、宝石入れ、ティッシュケース。

大物から小物まで、幅広い種類の作品が掲載されていますが、
デザイン自体は1980年代を感じるものばかりなので、
この本を手に入れればウットリ出来るよとは言いがたいです。

ですが、この本の表紙をみてデザインが素敵だと思える方なら、
中も同じような感じですので気に入ると思います。

けれども、この本は他の素晴らしい特徴があります。

それは、近年の手芸本に良く掲載されている
刺し進め方の手引きにあたる部分なのですが。

昭和に作られた書籍で、
手引きの部分を丁寧に写真付きでのせている書籍は少ないです。

なのにこの本はクッションの材料をそろえたところから順に、
出来るまでのプロセスを写真付きで掲載しています。

図案を移す、ランニングステッチを刺す、ボタンホールステッチを刺す、
糸始末をする、バーを作る、布をカットする。

それら自体は、特別親切に細かく書かれているという訳でもないのですが、
手順が写真付きで載っている事で、作る側がこの本にとっつきやすく、
初心者でもやる気が出るような作りになっています。

書籍は中古品ではなく、新品が良いという方は、
今日現在ヴォーグ社で再販の仮受付を行っているので、
そちらから申し込みすると良いと思います。

中古品で構わない方は、
再販に伴って現在格安で流通していますので買い時と思います。

私にこの本を紹介してくださった、ポケッと女房さんに感謝。