2012年5月16日水曜日

洋書:Filet Lace Patterns



お勧め度は★★★★☆星4つ。
ふるいフィレレースの本です。

表紙がなぜクロスステッチのような見た目なのか、
カラーの作品は表紙の作品だけなのに。

1991年の本らしいのですが、
表紙がカラーだから頑張っちゃったのかな。
正直、買うのが怖かった本です。

でも、中はキチンとしたれっきとしたシッカリとした
極小のものや小さめの連続模様につかえそうな図案が中心の
たくさんの作品が掲載されているフィレレースの本です。

総ページ数は128ページくらい。
掲載されている図案は150種類くらい。

��本との出会いと思い出>

私にとって入門書として買った↓の本は、
凄くわかりやすい本ではあったけど、
図案があまり好きではありませんでした。



それに、フィレレース専用の布が売られている事を知らなかったので、
フィレレースはネットを自分で編んで刺繍するものだと思っていました。

なので、小ぶりなパターンがたくさん載っている本が欲しかった。

そんな時、この本を見つけました。

どう見てもクロスステッチ図案に見えるこの本でしたが、
タイトルのFileLaceという言葉を信じて一か八かで買ってみました。

すると、子供のころ学校の図書館で読んだファンタジーの本のような本の前半部。

刺し絵のようないくつもの図案が、
英語の読めない私に何か物語を語っているように感じられて、
何度も何度もワクワクしながら眺める日々。

海外の本のアンティーク本を探したり、
買い求めたりするようになったのは完全にこの本の影響です。

フィレレースの本としても大のお気に入りの本ですが、
そういう意味でも、とても大切な思い出の本です。